2018年もあと四日。平成最後のお正月を迎えますね。
来年もよい年であるように、おうちに素敵な飾り付けをしてみませんか?
ちょっとした工夫で自分好みにできますよ♪
お正月飾りってそもそも何?
お正月飾りとは、新しい年の福をもたらす年神様(としがみさま)を心から歓迎して、
お祭りするために整えておくものです。
一般的に12月27日頃から飾り始め、松の内が終わるまで飾ります。
主なものは門松、しめ飾り(しめ縄)、鏡餅ですね。
門松としめ飾りは年神様が迷わないように、道しるべとして玄関などに飾ります。
石川県の家庭では玄関に門松ではなくしめ飾りをしつらえるのが一般的ですが、これは藩政時代の名残で、
その昔は身分の高い家にしか門松を飾ることが許されていなかったからだとか。
また床の間には鏡餅を飾ります。
やってきた年神様の依り代(よりしろ)、つまり居場所なのですね。
石川県で餅が紅白なのは、しめ飾りと同じくその昔、加賀前田家に献上されていたことが由来のようです。
鏡餅を作る食品メーカーも石川県用には特別に紅白のものを作っているそうですよ。
自分好みのお正月飾りはどれ?
年神様をお迎えする、大事な役割のあるお正月飾り。
でもあんまり形式ばったものより、手軽に飾れるもののほうがよいという方も多いはず。
シンプルで素敵なものをいくつかご紹介します。
もしご自宅が洋風建築の場合は、アートフラワーなど大ぶりな花を使ったモダンなものがよく似合います。
洋風の玄関ドアにもすっきり馴染みますね。
また伝統的なしめ縄はちょっと、、という方にはナチュラルな木のリースに
水引や小さな松を合わせてみてはいかがでしょう。
これだとおおげさにならず、おしゃれに飾れます。
もっとシンプルなものがいい!という方には、思い切って特別な飾りを作らず、
一輪挿しに南天の実や松を一本を飾るだけでもお正月らしい雰囲気に。
花器を白い陶器などにするとよりすっきりとして素敵ですね。
いかがでしたか?
一番大切なのは年神様をお迎えする気持ちです。
心を込めて飾ったお正月飾りに、きっと年神様も来客の方々も喜んでくれると思いますよ♪
それではみなさま、よいお年をお迎えください。